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私の内包物をつれづれと

THE CIRCUS 観劇感想

2016年5月26日 THE CIRCUS よみうり大手町ホール
アウトプットができないまま忘れてしまいそうなので感想メモを転記。
支離滅裂で、めちゃくちゃネタバレしまくり。

Endless SHOCKでボロボロに泣かせてくれた屋良っちを見たいがためにTHE CIRCUSを見に行った。

あと、以前ほかのテニミュで拝見した矢田ちゃんも見たかった。

THE CIRCUSのコンセプトが「コミカル&スピード感重視の痛快冒険活劇」
若手実力派俳優を集めてオリジナルミュージカルで好きなことどーんとやっちゃいました感が楽しかった。
全体的にアメコミテイストで、これぞエンターテイメント!って感じの笑いあり涙ありどんちゃん騒ぎって感じ。
とにかく何も考えずに見れて、スカッとして、あーもうめちゃくちゃ楽しかった!って帰れる幸せな作品。

屋良っちは正義感の強い熱血警官のケント役で、小柄なのに本当にキレッキレのダンスで存在感がピカイチ。
SHOCKの時も思ったけど、なんて自在に身体を動かせるんだろうと思った。
ダンス自体が、肉体表現自体が感情表現になっている人なんだろうな。
とにかくどこにいても目が離せない存在感がある。

矢田ちゃんはTHE CIRCUSの一員でスピード狂のバイク乗りのジェイク役で、顔立ちの美しさに反してガラが悪くてヤンキー臭くて面白かった。
舞台映えのする美しい顔も魅力ではあるけど、なにより歌がよかった。すごい迫力だった。
以前拝見したテニミュでは、儚げに見えて強かでミステリアスな天才美少年役で、美形だからマッチしていたのもあるけど、歌の存在感でその他者を隔絶するような天才役を演じていたように思う。
あと派手なアクションシーンも見ていて楽しかった。

悪の組織コッピファミリーのナンバー2、スワン役の植原さんが美しい悪役すぎて最高だった。
めちゃくちゃ綺麗だった。ダンスも姿勢も。存在自体に華があって目を引く。
悪役が色っぽく美しいっていいよね。そして哀愁があるんだ。
最後、敵であるケントをかばったのにはウルっときた。
正義の反対はまた別の正義って言うけど、THE CIRCUSにもマフィアのボスやその配下にもそれぞれにかなしい過去があって、お互い別の正義を貫こうとしてる。
ボスもスワンもかなしい過去をまだ引きずってる。THE CIRCUSのみんなも同じ。
だからこそ、スワンとケントは分かり合えるかもしれない可能性を描いていて、それがウルっとくるんだよなあ。

THE CIRCUSめちゃくちゃ楽しかった!
俺たちの戦いはこれからだ!ってリアルに言っちゃうのに大笑いしたし、ストーリーがまだまだ序章なんだもんね、続編期待してる!

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